植物はお部屋を彩るインテリアにおいて欠かせないアイテムの一つです。
近年ではインテリアグリーンという名前を使われることも多く、おしゃれアイテムとして活用されることが増えてきていますが、植物の魅力はおしゃれさだけではありません。
人に様々な良い効果を与えるのが、植物の最大の魅力です。
この記事では、植物が持つ様々な良い効果を詳しく解説。さらに効果を意識した植物の選び方やおすすめのアイテムもご紹介します。
お部屋に植物を飾りたい方は必見です!
天然・純国産の枝ものインテリア「TSUKIGIみつまた」
熊本県南部の限界集落で生まれた「TSUKIGIみつまた」。和紙の原料である上質なみつまたの枝を、職人が丁寧に、精巧に加工することで作り上げる、枝ものインテリアです。
染色、着色等は行わず枝本来の色を活かしたナチュラルホワイトの色合いと、名前の通り3本に分かれて広がる繊細な細枝の重なり合いが、お部屋に上品な風合いをプラスします。
室内インテリアとしての植物がもたらす効果
室内にインテリアとして置く植物が人に与える良い効果は、いくつかあります。
風水などの思想的なものもありますが、多くは論文などで科学的に証明されており、確かな影響が確認されています。
部屋に植物を置くことで得られるメリット、良い効果は大きく分けると下記の3つです。
森林浴効果
キャンプや公園でのピクニックなどをしていると、いつも以上にリラックスできたり、心地よい感覚を得られることがあると思います。
この感覚は、草木が発しているほのかな香り、通称「フィトンチッド」とよばれる成分の効果です。
フィトンチッドは、植物がカビや細菌などの外敵から身を守るために放出している物質だといわれていますが、人体においては副交感神経を活発にし、リラックスした気分にさせる効果があります。
この効果は室内インテリアとして置く場合にも得られるため、植物は部屋の中でも私たちに良い影響を与えます。
空気洗浄効果
植物は光合成によって二酸化炭素を吸収して酸素を放出してくれるというのは皆さんご存知の通りかと思いますが、この光合成の際に、同時に人体に有害な様々な物質も取り込んでいると言われています。
例えば、室内に置く植物はシックハウス症候群の原因である「ホルムアルデヒド」や「キシレン」といった物質の除去に効果的です。
その他にも、たばこの煙に含まれる「ベンゼン」やトイレの「アンモニア」などにも効果を発揮すると言われています。
防音・目隠し効果
キャンプなどで森林や山の中に入ると、音がほとんどない静かな空間が広がっていますよね。
これは、植物に高周波数(1000~3000Hz以上)の音のエネルギーを吸収する効果があるためであり、人が生み出す騒音が届きにくくなっているというのが理由の一つです。
室内に置く植物では森林ほどの効果は実感できませんが、それでも少なからず防音効果は発揮されるため、周囲の音を軽減させることができます。
また、植物が目隠しの役割を担うこともあり、窓際や見られたくない場所に植物を置くことで、目隠しの効果を実感することができます。
効果を意識した植物の選び方
室内インテリアとしての植物の良い効果はたくさんありますが、発揮する効果の度合いは植物の種類によって異なるようです。
種類ごとの違いは決して大きくはないため、基本的にはそれほど気にしなくても大丈夫ですが、ここでは各効果ごとの特におすすめな植物をご紹介していきます。
ストレス軽減に効果的な植物
ポトス
ストレス軽減に関する実験でポトスが使用された際に、唾液中のコルチゾール(ストレスホルモン)が低下したという結果が出ています。
観葉植物としてお部屋にも飾りやすいので、おすすめです。
サンスべリア
サンスべリアもポトスと同様の実験で使用され、同じく唾液中のコルチゾールの減少に寄与しています。
ポトスと異なる見た目をしているので、合わせてお部屋に飾っても良いですね。
※参考情報
STUDY HACKER『脳が働かない人は植物を育てるべき。「グリーンのすごさ」4つの科学的根拠』
空気洗浄効果が期待できる植物
スパティフィラム
スパティフィラムはNASAの研究により、汚れた空気を綺麗にするという効果が実証されています。
ホルムアルデヒドやベンゼンといった汚染物質の除去に貢献する植物です。
ガジュマル
同じくNASAの研究により空気洗浄効果が認められているガジュマル。NASAはエコプラント(特に空気洗浄効果の高い植物)として50種の植物を提示しており、ガジュマルはその中の1種に選ばれています。
見た目も可愛らしいので、インテリアアイテムとしても使いやすいです。
※参考情報
Forbes JAPAN『科学が示す、室内に植物を置くべき5つの理由』
Hana Prime『オフィスの空気をキレイにする観葉植物7選』
低メンテナンスで初心者向けな植物
モンステラ
モンステラは耐陰性に優れている観葉植物です。
あまりにも日が当たらない場所に置き続けるのは好ましくありませんが、ある程度は日陰に置いていても成長するため、初心者の方でも育てやすい植物です。
パキラ
水やりは植物を育てる上で欠かせないお手入れの一つですが、植物の栽培に慣れていない方にとっては負担になる作業かもしれません。
しかし、パキラは耐乾性に強く水やりの頻度は低めの植物であるため、お手入れも少なくすみ、手軽に栽培することができます。
枝物インテリア「TSUKGIみつまた」がおすすめ
ドライの枝物ではありますが、当サイトで販売しているTSUKIGIみつまたもぜひご覧いただけたらと思います。
乾燥させた植物であるため、フィトンチッドによる森林浴効果や空気洗浄効果は期待できませんが、天然素材のインテリアであるため視覚的なリラックス感は感じていただけるかと思います。
また、水やりは一切不要でどの植物よりも手入れが楽であるため、初めて植物を室内に取り入れるという方は、ドライのものから始めてみるのもおすすめです。
ご興味のある方は下記記事をご覧ください。
植物を効果的に取り入れて快適な部屋を作ろう!
今回は植物インテリアがもたらす良い効果についてご紹介しました。
近年インテリアとして多くの方が取り入れる植物は、もちろん見た目のおしゃれさや植物特有のナチュラル感がお部屋にマッチするという点も人気の理由ではありますが、本記事でご紹介した科学的な効果も大きく影響していると言えます。
様々なメリットを持つインテリアグリーンを、ぜひみなさんのお部屋にも取り入れてみてください。