北欧風インテリアや西海岸を思わせるテイスト、韓国風デザインなど、海外のインテリアスタイルは魅力的なものがたくさんあります。
そんな中、独特な雰囲気とリゾート感溢れるデザイン性で近年注目を集めている、人気のインテリアジャンルがあります。
それが「アジアンインテリア」です。
他の国にはない特有のスタイルと、まるでリゾート施設を訪れたかのような贅沢な気分を味わうことができるデザイン性が、多くのインテリア好きを惹きつけています。
今回はそんなアジアンインテリアをご自身のお部屋で再現するための取り入れ方やコツについてご紹介していきます。
天然・純国産の枝ものインテリア「TSUKIGIみつまた」
熊本県南部の限界集落で生まれた「TSUKIGIみつまた」。和紙の原料である上質なみつまたの枝を、職人が丁寧に、精巧に加工することで作り上げる、枝ものインテリアです。
染色、着色等は行わず枝本来の色を活かしたナチュラルホワイトの色合いと、名前の通り3本に分かれて広がる繊細な細枝の重なり合いが、お部屋に上品な風合いをプラスします。
目次
アジアンインテリアの魅力
アジアンスタイルのインテリアは、東南アジアのリゾート地で感じた癒しとエキゾチックな雰囲気を自宅で味わうことができる、とても魅力的なインテリアデザインです。
天然素材中心のインテリアアイテムや迫力ある大きめの観葉植物などを置くことが多いアジアンインテリアは、ただおしゃれなだけでなくナチュラルなデザインから生まれるリラックス感や温かみのある雰囲気が毎日の暮らしをより充実したものにしてくれます。
特にアジアのリゾート地への旅行が好きで、そういった文化や雰囲気に親しみを感じている方には、このインテリアスタイルがとてもよく合うと思いますので、ぜひ試してみてください。
アジアンインテリアの部屋作りのコツ
東南アジアの魅惑的な雰囲気を味わえるアジアンインテリアのお部屋を作るためには、いくつかのコツを意識する必要があります。
ここでは「これだけは抑えておきたい!」というような、アジアンな部屋作りの代表的なコツを3つご紹介します。
カラースキームの選定
アジアンインテリアを作るうえで、配色はとても重要なポイントとなります。具体的には、ブラウンを基調に、ベージュやホワイトといったアースカラーで構成するのがおすすめです。
基本的にはどのブラウンカラーでもアジアンな雰囲気を作ることができますが、特におすすめなのは深いブラウンか、やや赤みがかったブラウンカラー。
東南アジアのリゾートホテルなどをイメージしていただき、その雰囲気にあう配色を心掛けると良いでしょう。
天然素材・植物の活用
アジアンスタイルではラタンやバンブー、チーク材といった天然の素材が多く取り入れられるという特徴があります。
そこまで難しく考えず、今あるお部屋の家具やインテリアをこれらの自然素材のアイテムが使われたものに変えるだけで、一気にアジアンの雰囲気に近づけることができます。
また、観葉植物を取り入れることも大事なポイントで、東南アジア由来の大きめな植物を2,3個お部屋に置くと、アジアンインテリアのお部屋はほぼ完成といっても過言ではありません。
植物の緑色は配色の面でもよいアクセントとなるため、ぜひ取り入れていただきたいです。
開放的なレイアウトを意識する
もう1つとても大切なポイントがあります。それは「開放的な空間」を作ることです。
リゾートのような雰囲気にしたいなら、アイテムどうしの距離が狭くて窮屈な印象のお部屋にしてしまうのは、できれば避けたいところ。
風通しの良さや自然光を取り入れることを重視した家具の配置が非常に重要です。
とはいえ、部屋がそれほど広くなくてどうしても窮屈になってしまうという方もいらっしゃると思います。そんな方は、ローテーブルや座椅子ような低めの家具を取り入れてみてください。
高さを低く統一させることで、広々とした空間を演出することは可能です。
アジアンインテリアにおすすめなアイテム
部屋作りのコツにも通ずるところがありますが、アジアンインテリアには雰囲気を作るおすすめのアイテムがあります。
今回は3つのおすすめアイテムをご紹介していきます。
天然素材の家具
やはり天然素材の家具は外すことができないマストアイテムです。
素材は先ほど挙げたラタンやバンブーなどがおすすめですが、木材なら基本的にはどの種類も部屋に馴染んでくれます。
テーブルや椅子は天然素材で揃えたいですし、少し費用が掛かりますがタンスなどをこだわって取り入れることができたら、魅力的なアジアンインテリアにぐっと近づけることができます。
大きめの観葉植物
こちらも先述の通りですが、観葉植物はアジアンインテリアにおいて必須と言えるほど雰囲気を演出してくれる重要アイテムです。
小さい観葉植物でも問題はないのですが、ブラウンが中心のアジアンインテリアでは、観葉植物の鮮やかな緑色がアクセントとしてよく活躍してくれます。
観葉植物の中には東南アジア生まれのものや、エキゾチックなお部屋によく合うデザインのものなどがあるので、ご自身の好みと照らし合わせて種類を選んでみてください。
温かみのある明かりを灯す間接照明
アジアンインテリアをより楽しむためにおすすめなアイテムが、間接照明です。
ナチュラル感溢れるアイテムが多く取り入れられているお部屋なので、オレンジ色などの温かみのある色の照明が夜を素敵に演出してくれます。
アジアの雰囲気溢れる独特なデザインの照明を置くと、日中は置物としてもインテリアに馴染んでくれます。
アジアンインテリアのお部屋の例
アジアンインテリアに初めて挑戦する方は、いざ取り入れてみようと思っても何から手を付けたらいいか、どんなイメージで部屋作りを進めたらいいかがわからないということもあるかと思います。
そこで、Instagramの投稿でアジアンインテリアを活用している方の写真をいくつかピックアップしましたので、ここでご紹介します。
深めのブラウンと鮮やかな緑で上品さを演出
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大きめの観葉植物で異国感を表現
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素材と色使いで普段のお部屋もアジアン風に
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ベランダもアジアン風にアレンジして素敵な空間を
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アジアンを表現するのが難しいキッチンの参考はこちら
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アジアンインテリアを取り入れる際の注意点
個性的なアジアンスタイルは自由度の高いデザインであるため、ルールはそれほど厳しくなく、ご自身の好みに合わせてコーディネートを組んでいただけるという魅力がありますが、一方で気を付けなければインテリアのバランスを損なわせてしまう可能性があるという注意点もあります。
本記事の最後に、アジアンインテリアを取り入れる際の注意点について解説していきます。
色使いは少なめを意識する
東南アジア由来のインテリアアイテムは、カラフルなものが多いです。
アイテム自体はおしゃれでも、カラフルなアイテムを複数置いてしまうと、お部屋がごちゃごちゃとした印象になってしまうかもしれません。
何度も紹介している通り、アジアンインテリアの中心となる色はブラウン、そしてアクセントカラーとして観葉植物のグリーンがあるので、これらの配色を邪魔しない程度に、少なめの色使いを意識すると良いでしょう。
統一感を重視する
どのインテリアジャンルでも統一感はとても大切な要素になりますが、アジアンスタイルでは特に重要です。
アジアンテイストといっても、バリ島、タイ、インドなど様々な国があります。基本的にはこれらの中から1つの国に絞って、統一感のある空間作りを目指すとよりおしゃれに見せることができます。
小物は重要アイテムだけど、置きすぎないように
アジアンインテリアの魅力を引き出すポイントとして、アジア特有の独特な置物や雑貨などの小物を置くというものがあります。
小物を置くことで異国感をグッと引き出すことができる一方で、やはり数が多すぎるとごちゃごちゃとした印象になってしまいます。
もちろん思い出やご自身の好みとして、気に入った小物を全て部屋に飾るというのも素敵なのですが、初めてアジアンインテリアに挑戦する方は数に気を付けると良いでしょう。
アジアンインテリアで自分だけの素敵な空間を
今回はまるで東南アジアのリゾートホテルのような気分を味わえる、エキゾチックな魅力あふれるアジアンインテリアについてご紹介しました。
途中でお伝えしましたが、アジアンインテリアは他のジャンルと比べて自由度の高いスタイルなので、ご自身の好みに合わせてコーディネートすることができるという点でも、非常に魅力的なインテリアデザインです。
ぜひ一度お試しいただけたらと思います。
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