お部屋に彩りを与えるインテリアとして人気の観葉植物ですが、お手入れを怠ると傷んでしまったり、すぐに枯れてしまったりします。しかし、観葉植物のお手入れは決して難しいものではなく、ポイントを抑えれば誰でも簡単に育てることができます。

そこで今回は、観葉植物を育てる際のお手入れの仕方について解説します。正しいお手入れの方法をマスターして観葉植物のある暮らしを楽しみましょう。

目次

  1. 観葉植物のメリット
  2. 観葉植物を育てる際のポイント
  3. 観葉植物を育てる際の注意点
  4. 観葉植物のお手入れで大切なこと
  5. フェイクグリーンという選択肢も
  6. 植物を活用したインテリアで彩りのあるお部屋に

観葉植物のメリット

まずは観葉植物をお部屋に置くメリットについて見ていきましょう。

観葉植物の主な魅力は以下の通りです。

  • お部屋の印象が爽やかになる
  • お手入れが難しくない
  • 長期的に楽しめる

お部屋の印象が爽やかになる

置くだけでお部屋に彩りが生まれておしゃれな空間になるのは、観葉植物の魅力の一つではないでしょうか。爽やかな緑色が部屋の中に加わることで、リラックス効果も期待でき、インテリアのアクセントとしても活躍します。

お手入れが難しくない

観葉植物はお手入れが簡単なものが多く、植物を育てたことがない人でも心配がありません。頻繁な水やりや肥料が必要ない場合が多く、忙しくてなかなかこまめなお手入れができないという人も安心して育てられます。

長期的に楽しめる

観葉植物は寿命が長い植物が多く、一度買うと長く楽しめるという特徴があります。どれくらい長持ちするかは品種や育て方によって変わりますが、何年間も楽しめる観葉植物が多いです。

特に観葉植物で人気がある「パキラ」は寒さに強く、日陰でも育つという特徴があるため、枯れにくくて初心者でも育てやすいです。

観葉植物を育てる際のポイント

観葉植物を育てる際の主なポイントは以下の通りです。

  • 十分な水やりをする
  • 必要な日光の量を確認する
  • 風通しの良いところに置く

十分な水やりをする

水やりは、土の表面が乾いているかどうかが一つの基準になります。

頻度の目安としては、水の蒸発が多い夏は1日に1〜2回程度春・秋は土が乾いたタイミングでその都度水を与えると良いでしょう。冬は水が氷る可能性があるため、夜間の水やりは避け、土の表面が乾いてから2〜3日後に水を与えるのがおすすめです。

水やりについては、品種によっては少なめの方が良いものもあるため、事前に確認しておくことが望ましいでしょう。

必要な日光の量を確認する

植物と言えば、日当たりの良い場所で育てる方が良いというイメージを持たれる人が多いですよね。基本的には間違いではありませんが、品種によっては日光があまり必要のないものや、直射日光で葉が焼けてしまうものもあるため注意が必要です。

また、逆に日光を浴びないと育たない品種もあるため、必要な日光の量に合わせて最適な場所に置く必要があります。

風通しの良いところに置く

風通しの良いところに置くことで、観葉植物を病気やカビから守ることができます。

風通しの良さは観葉植物の発育に直接大きな影響を与えることはありませんが、あまりに風通しが悪いと病気やカビ、虫が発生する原因となります。そのような状況下で植物の状態が悪化すると、すぐに枯れてしまうこともあるため、最低限の注意は必要です。

観葉植物を育てる際の注意点

観葉植物を育てる際の主な注意点は以下の通りです。

  • 置く場所に気を付ける
  • 寒い季節は窓から離す

置く場所に気を付ける

お手入れに手間がかからない観葉植物ですが、置く場所には気を付けなければいけません。それぞれの品種によって特徴が異なるため、前述のように日光の当たり加減も工夫する必要があります。

また、エアコンがあるお部屋の場合は、エアコンの風が観葉植物に直接当たると、乾燥によって枯れてしまうことがあるため、エアコンの風が直接当たらない場所に置くと良いでしょう。

寒い季節は窓から離す

観葉植物は寒さに弱い品種が多いです。温度が10℃以下にならないように注意が必要ですが、冬でも窓から離れた室内であれば基本的に心配はいりません。

観葉植物のお手入れで大切なこと

観葉植物を育てる際に日々チェックすべきことをご紹介します。

  • 葉に虫やホコリが付いていないか確認する
  • 枯葉や傷んだ葉が無いか確認する
  • 鉢底の皿に水が溜まっていないか確認する
  • 肥料が古くなっていないか確認する
  • 季節ごとに日当たりを確認する

葉に虫やホコリが付いていないか確認する

家具や床にホコリが溜まるのと同じように、観葉植物にもホコリが溜まっていきます。毎日する必要はありませんが定期的に取るように心がけましょう。

セロームやモンステラ、ドラセナなど、葉がしっかりとした観葉植物は濡れたタオルで拭き取ることができます。フィカス・ウンベラータやエバーフレッシュ、パキラなどの葉が柔らかい観葉植物は、霧吹きで葉に水を吹きかけると綺麗な状態を保つことができます。

また、小さめの観葉植物は浴室で直接シャワーをかけて洗い流すこともできます。

枯葉や傷んだ葉が無いか確認する

大きな葉をもつセロームやモンステラ、ドラセナ、フィカス・ウンベラータなどの観葉植物は、頻繁に葉を落とすことがなければ特に異常はありません。落ちている葉がある場合は、気づいた時に拾って捨てましょう。

アジアンタムやアイビーなどの小さな葉をもつ観葉植物は、枯れ葉や傷んだ葉を見つけたらハサミなどで切り取るとよいでしょう。

鉢底の皿に水が溜まっていないか確認する

鉢底の皿に水が溜まっている場合は速やかに捨て、ついでに皿も洗っておくと良いでしょう。放置しておくと虫が湧いてきたり、根腐れの原因になったりするため、こまめに確認しましょう。

肥料が古くなっていないか確認する

観葉植物の成長を促進する固形の肥料を置いている場合、効果が持続しているか確認しましょう。製品によって効果の持続期間は異なるため、パッケージなどを確認して、効果が無くなっている場合は新しいものと交換しましょう。

季節ごとに日当たりを確認する

室内に差し込む太陽の光は、季節によって光の量や長さが変化します。季節に合わせて観葉植物を置くのに最適な場所を見直すのも効果的です。

フェイクグリーンという選択肢も

ここまで観葉植物のお手入れの仕方などをご紹介してきましたが、手間がかからない観葉植物と言えども、「やっぱり少し面倒」と思われる方もいますよね。そんな方におすすめなのがフェイクグリーンです。

フェイクグリーンとは、造花やアーティフィシャルフラワー、人工観葉植物とも言われ、人工的に作られた植物全般を指します。主な材質はポリエステルやポリエチレンなどで、本物の植物ではないため、水やりの必要がなく、枯れることもありません。「お部屋に緑が欲しいけどお手入れが面倒」という方にぴったりです。

ただし、フェイクグリーンにもホコリは溜まるため、部屋の掃除のついでに日常的にホコリを払う程度のお手入れは必要です

植物を活用したインテリアで彩りのあるお部屋に

今回は、観葉植物のお手入れの仕方やフェイクグリーンについて解説しました。観葉植物やフェイクグリーンを上手に活用してお部屋を彩り、おしゃれな空間を作りましょう。

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