黄色く丸い球体のような形をした素敵な花を咲かせる「ミツマタ」という植物をご存知ですか?

まるでポンポンのような見た目をしたミツマタの花はとても可愛らしくて人気なのですが、開花期間が非常に短く、なかなかお目にかかれない花であるという特徴もあります。

今回はそんな魅力と魅惑に包まれたミツマタの花について、解説していきます!

目次

  1. そもそもミツマタって何?
  2. ミツマタの花の開花時期と鑑賞ポイント
  3. ミツマタの花言葉や縁起について
  4. ミツマタの育て方を紹介
  5. 美しいミツマタの花の魅力を体感してください!

そもそもミツマタって何?

ミツマタという植物自体をあまり知らないという方に向けて、まずはミツマタとはどんな植物なのか、どんな花をつけるのか、などについて簡単にご紹介していきます。

ミツマタとは

ミツマタ(三椏)は、日本や中国などで自生する常緑または落葉低木の植物です。各枝がそれぞれ3本に分かれて上へ上へと伸びていく見た目が特徴的で、「ミツマタ」という名前はその見た目に由来していると言われています。

また、実はミツマタの枝の皮部分は和紙の原料1万円紙幣を作る材料にもなっています。枝のユニークな見た目や風合いも魅力的で、生け花で活用されたり、最近では枝部分を加工してインテリアとして活用したりする人も増えてきています。身近なものにミツマタが使われているとは知らなかった、という人も多いのではないでしょうか?

特にドライ加工したミツマタの枝は上品な質感と特徴的な見た目が注目されていて、人気上昇中のインテリア商品です。

ミツマタの花の特徴や魅力について

ミツマタは開花の期間がとても短いという特徴があるため、ミツマタを知っている人でも「花を見たことがある」という人はそれほど多くはいないと思います。

ミツマタの花は、黄色く繊細な花弁が球体を描くように付いており、小さなボールのような見た目をしています。きれいに咲いた花は可愛らしいポンポンのような形をしていて、とても魅力的です。

また、開花時期には甘酸っぱい香りを漂わせることから、庭で栽培したりお部屋に飾ったりすれば、春の訪れを感じさせることができます。

ミツマタの花の開花時期と鑑賞ポイント

先述の通り、ミツマタの開花時期は非常に短いです。そのため、美しく可愛らしいミツマタの花を見るためには、開花時期を把握し、適切なタイミングで鑑賞をする必要があります

以下では開花時期と鑑賞のポイントについて解説していきます。

ミツマタの開花時期、見頃のタイミング

ミツマタの開花時期は3月から4月ごろです。場所や天候状況によって多少前後しますが、3月下旬から4月上旬までの2,3週間の間ならミツマタの花を見ることができるでしょう。

ミツマタは山の中に自生する植物であり、数十、数百のミツマタが集まって“群生地”を作ることで有名な植物でもあります。開花を迎えたミツマタの群生地は、神秘的かつ幻想的で非常に美しいです。

ミツマタの群生地の場所は調べると出てくるので、開花時期を狙って、お住いのエリア付近にある群生地を訪れてみると、ミツマタが作る絶景を眺めることができます!

ミツマタの季節ごとの変化と鑑賞のポイント

3月~4月ごろの開花時期はもちろん素敵ですが、季節ごとに変化していくミツマタの見た目を鑑賞して楽しむのもおすすめです。

開花シーズンを終えたミツマタは、夏から秋にかけて鮮やかな緑色の葉を付けます。ミツマタは低木なので、丸くふんわりと生い茂る見た目からは可愛らしさを感じます。

冬の時期は葉が落ちて枝だけになってしまいますが、それもまた風合いがあって素敵です。12月ごろからは蕾を付け始めますが、この蕾がやがて美しい花へと変化していくことを想像すると楽しみな気持ちにもなります。

また、自然に生えているミツマタを鑑賞するのもいいですが、枝をインテリアとして加工し、部屋の中で飾るのもおすすめです。ドライ加工をした商品なら、季節関係なくミツマタの独特な風合いを楽しむことができます。

当サイトではミツマタの枝を丁寧に加工したインテリア商品を販売しています。ぜひご覧ください。

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ミツマタの花言葉や縁起について

みつまた花

ここではミツマタの花言葉や縁起について紹介していきます。

ミツマタの花言葉が怖いって本当?!

いきなりドキッとさせてしまったかもしれませんが、「ミツマタの花言葉が怖い」と考えている人が割と多くいるようですので、ここでミツマタの花言葉や意味について解説します。

ミツマタの花言葉には「強靭さ」や「肉親の絆」、「永遠の愛」などがあり、強い結びつきを象徴した花であると考えられています。少し重たい意味を持つ花言葉であるため、怖いという誤った解釈が生まれてしまったのかもしれませんが、ミツマタの花言葉に怖さはなく、むしろ絆や愛を連想させる素敵な花言葉を持っているので、安心してください。

ミツマタの花は縁起がいい?

実はミツマタの花は、歴史的に有名な『万葉集』にも登場していると言われています。

万葉集の歌人として有名な柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)は、ミツマタを表すと考えられている「さきくさ」という言葉を使って歌を詠んでいます。大昔から春の到来の象徴として愛されてきたミツマタの花は、縁起がいいといえるのではないでしょうか?

ミツマタの育て方を紹介

この記事を読んでいただいている方の中には、自分の庭にミツマタを植えて、育てたいと考えている方もいると思います。

ここでは、簡単ではありますがミツマタの育て方をご紹介します。

苗木を購入する

まずは苗木を購入します。苗木はホームセンター花屋に売っていることがありますが、確実なのは通販サイトです。楽天やAmazonでも苗木が販売されていますし、苗木を専門に販売しているサイトなら高品質なものを購入することができるのでおすすめです。

苗木を植え付ける

植え付けは3月ごろに行うことを推奨します。場所は日当たりが良く、水はけもいい土地が好ましいです。日当たりが悪いと花が咲かないため、日照については特に注意してください。

購入した苗木の根に付いた土は落とさず、また植える際には手で押してもぐらつきがないくらいまでしっかりと植えましょう。

※初めての方は、ミツマタの植え付け体験の記事を参考にしてみるのもおすすめです。

みつまたの植林体験の記事はこちら

必要に応じて剪定する

ミツマタは剪定があまり必要ない植物です。基本的に何もしなくて大丈夫ですが、あえて剪定する場合は枝の付け根部分を切るようにしてください。

ミツマタは枝の途中で切ってもそこから芽が出ることはないので、付け根部分での剪定が大切です。

成育が悪い時は施肥をする

ミツマタは施肥をせずとも育ちやすい植物であるため、基本的には肥料は必要ありません。ただし成育状況が悪いと感じる場合には、植え付けをした翌年の2月ごろに化学肥料を与えてください。

その他の注意点

病害虫の心配もそこまで必要ありませんが、テッポウムシ(小さく白い見た目をしたカミキリムシの幼虫)が付いている場合はすぐに駆除しましょう。木が傷つけられてしまい、甚大な被害となってしまうかもしれません。

美しいミツマタの花の魅力を体感してください!

今回はミツマタの花の特徴や魅力を解説していきました。

基本的に山の中に自生する植物なので、ミツマタの花を見たことがある人は少ないと思います。ですが、群生地で多くのミツマタが一斉に開花している光景は、幻想的かつ神秘的でとても美しいです。

ぜひみなさんも、一度はミツマタの綺麗な花を見てみてください!