「人は第一印象が9割!」
という言葉を聞くことがありますが、それは結婚式も同じ。
ゲストが一番最初に訪れるウェルカムスペースがおしゃれに、盛大に装飾されていればきっと喜んでくれますし、結婚式も良いスタートダッシュを切ることができます。
今回はそんなウェルカムスペースを素敵に彩るアイテム「ウェルカムツリー」について解説していきます。
ウェルカムツリーの活用例や、ウェルカムツリーにおすすめな木の枝についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
ウェルカムツリーとは?
ウェルカムツリーはウェルカムスペースに置く装飾用のアイテムです。大きめの木の枝に写真や手紙などを取り付けて、結婚式の入口を温かみのある、オリジナリティ溢れる見た目で彩ります。
披露宴でプロフィールムービーを流さない場合は、このツリーに新郎新婦の幼少期や学生時代の写真を飾り、これまでの生い立ちを知ってもらえるアイテムにするといった使い方もできます。
ウェルカムツリーに似たものとしては「ウェディングツリー」もあります。ウェディングツリーも同じくウェルカムアイテムですが、実際の木の枝ではなく、木の枝が描かれた絵を使用します。その絵にゲストにフィンガースタンプやサインを描いてもらい、一つの絵をみんなで一緒に作っていくというものがウェディングツリーです。
最近ではウェディングツリーのことをウェルカムツリーと呼ぶ場合もあり、名前の使い分けが曖昧になってきている部分もありますが、本記事では実際の木の枝を使用する「ウェルカムツリー」についてご紹介してきます。
ウェルカムツリーの素敵な活用事例
ウェルカムツリーがどんなものかイメージできていない方もいると思うので、まず初めにウェルカムツリーの活用事例をいくつかご紹介します。
ご自身の理想的なウェルカムアイテムと一致するものがあれば、真似してもいいかもしれませんね!
ウェディングフォトを添えてシンプルに
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ヴィンテージ感を出しておしゃれに飾る
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緑と組み合わせてよりナチュラルな雰囲気を
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壁を使うことで全体のボリュームアップ
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シンプルに、さりげなく使ってみるのもおすすめ
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ウェルカムツリーにおすすめな木の枝
活用事例でご覧いただいた通り、ウェルカムツリーはアイデアや工夫次第ではどれだけでもオリジナリティを表現することができます。
ただし、奇抜な見た目の木の枝や、ボリューム、サイズ感が適当ではないものを使用すると、装飾の難易度が上がってしまうというのも事実です。
後ほどウェルカムツリーを手作りする方法を解説しますが、特にツリーを自分で用意しようと考えている方は、枝選びは慎重に行うことをおすすめします。
ウェルカムツリーとの相性が良い、代表的な木の枝が2つあるので、ここではその2つについて解説します。
マンザニータ
出所:https://roomclip.jp/photo/RNJm(画像右側)
ぐねぐねと曲がった枝が特徴的な、マンザニータ。
細い枝が曲がりながら広っていく見た目には、動きがあってインパクト抜群。ただ、枝自体は頑丈でしっかりとしているため、オーナメントなどの重量のある装飾も問題なく飾り付けることができます。
また、マンザニータは「幸せの木」とも呼ばれており、このこともウェルカムツリーとして好まれている理由の一つです。木の色は茶色系になるので、どの会場とも合わせやすいというのも人気の秘訣だと言えます。
ミツマタ
ミツマタもウェルカムツリーとしてよく使われる人気の木の枝です。まっすぐに綺麗に伸びる枝の見た目は洗練されていて、上品さが漂っています。
ミツマタの枝はきれいなナチュラルホワイトの色合いをしていますが、これは基本的には一切染色していない、枝本来の色合いになります。白色はウェディングとの相性がとても良いですし、染色、加工をしていないからこその高級感は、ミツマタならではの魅力です。
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一生に一度の結婚式だからこそ、高品質な商品を使ってほしいと思っています。ぜひ一度、下記リンクからご覧ください。
ウェルカムツリーを手作りで準備する方法
ウェルカムツリーの制作は依頼することができますが、そうなると当然料金が発生します。
せっかくの結婚式は可能な限り妥協することなく、理想的な式にしてほしいと思っていますが、全てを外部にお願いしてしまうと、費用が高額になってしまい大変です。
しかし、ウェルカムツリーなら自分で手作りで用意しても、クオリティ面で劣ることなく、素敵なものを準備することができるのでおすすめです。
ここではその作り方を解説するので、ぜひチャレンジしていただければと思います。
素材を用意する
まずは素材となる木の枝を用意します。
人気の2種類はホームセンターや花材ショップで販売されていることがありますが、できる限り質の良い枝が欲しいと考えている方、どこで買うか悩んでいるという方は、枝ものを専門で販売するネットショップで購入するのがおすすめです。
色を付ける(不要ならスキップ)
枝の用意ができたら、まず初めに色を付ける作業を行います。
色付けはスプレーや絵の具、染色などの方法がありますが、一番手軽で出来栄えも良い感じになるのはスプレーです。ウェルカムスペースの雰囲気に合わせて、好みのカラーで色付けしましょう。
ただ、色付けが不要だと感じる場合は、無理してこの作業を行う必要はありません。特にミツマタは素材そのものの色合いが美しく、会場にも合わせやすいので、そのままの状態で飾ることをおすすめしています。
不要な枝を剪定する
色を付けてしっかりと乾燥させたら、一度当日使用する花瓶などの入れ物に枝を飾ってみて、全体の雰囲気を確認しましょう。この時、ボリュームやバランスを考えて不要だと感じる枝があれば、ハサミを使って切ってしまって大丈夫です。
枝の剪定を色付けの後に行うことを推奨するのは、たとえ同じサイズ感の枝でも、色付け前後で全体の雰囲気が変わってしまうことがあるからです。切りすぎを防止するために、色付けをした後に枝の剪定を行いましょう。
花瓶に枝を挿す
枝の見た目が整ったら、再度花瓶に挿して風合いを確認しましょう。ここではできるだけリアルな見た目を確認した方がいいので、高さ調整など、必要に応じて土やウッドチップを入れてみてください。
装飾品を取り付ける
確認のために、一度装飾品も取り付けてみるといいでしょう。どの部分にどんな飾りを持ってくるか。バランスや色の組み合わせなどを考えながら、調整してみてください。
しっくりくるバランスを見つけることができたら、手作りウェルカムツリーの完成です。
結婚式最初の感動はウェルカムツリーで
今回は結婚式の顔にもなり得る「ウェルカムツリー」についてご紹介しました。
一連の結婚式の中で一番最初に出会うものだからこそ、しっかりとしたウェルカムツリーを用意して、ゲストに喜んでもらいたいですよね。
最近はドライフラワーを存分に散りばめたおしゃれな結婚式を挙げる人が増えてきていますが、そんな方にもこのウェルカムツリーはとてもおすすめです。
枝もの商品を販売する当サイトでは、他にも枝ものインテリアに関する様々な情報を発信しています。ウェルカムツリー以外でも植物を使用したいと考えている方は、ぜひ他の記事も読んでみてください。