最近では、観葉植物を部屋に飾る人が増えてきています。観葉植物の特徴的な見た目は部屋の雰囲気を一層豊かにしてくれますし、少しずつ成長していく様子を見るのも楽しいですよね。

ただ、部屋に植物を置きたいけど手入れなどで手間はかけたくないいきなりボリュームのある植物には手を出しづらい、などの理由で観葉植物を購入できずにいる人もいると思います。

そんな方におすすめなのが切り枝です。

どんな部屋にも合わせやすく、手入れも少なく済み、手ごろな価格で手に入れられる切り枝。今回はそんな切り枝について解説していきます。

目次

  1. インテリアにおすすめ!切り枝の魅力とは?
  2. 切り枝のおすすめ商品と良い枝の選び方を紹介
  3. 切り枝を活用したインテリアアイデア7選
  4. 切り枝のアレンジ・デコレーション事例
  5. 切り枝を少しでも長持ちさせたいならこの方法を!
  6. 切り枝を飾って上品で温かみのあるお部屋に

インテリアにおすすめ!切り枝の魅力とは?

部屋に植物を取り入れたいけどどれを選べばいいか決め切れず、なかなか一歩を踏み出せない。そんな方に向けて、切り枝の特徴や魅力を紹介していきます。

そもそも切り枝って何?

枝先まで太く、しっかりしたものを選ぶ

切り枝とは、観賞目的や装飾目的で木から切り取った枝のことをいいます。

葉や花、実が付いた状態の枝をそのまま切り取ることもあり、その見た目が美しいことから生け花フラワーアレンジメントなどで使用されることが多いです。 また、最近では切り枝をインテリアアイテムとして活用する人も増えてきています。

木から切り取って作られる切り枝は、使用用途に応じてサイズや見た目を調整することができるため使い勝手が良い商品だと言えます。

どんな部屋にも合う!切り枝の魅力について

切り枝の魅力はいくつかありますが、ここではインテリアとして使用する場合の切り枝の魅力を3つご紹介します。

控えめな見た目で、どんな部屋にも合う

観葉植物や花と比べると、多くの切り枝はシンプルで控えめなデザインが特徴的です。そのため、どんな部屋にも馴染みやすく合わせやすいという魅力があります。

大きめサイズの切り枝でも、太く迫力のある観葉植物と比べると落ち着いた雰囲気が感じられるため、インテリアとしての使いやすさは高いです。

必要な手入れが少なく、扱いやすい

切り枝は観葉植物や花と比べて手入れが簡単です。長持ちさせるコツは後半で紹介しますが、水やりや日光の管理などは基本的に必要なく、忙しい人や初めて切り枝を購入する人でも気軽に楽しむことができます。

葉や花が散らばることも少ないため、掃除の手間を軽減できるという点も魅力的です。

価格が低いものが多く、手を出しやすい

当然商品によりますが、切り枝はそこまで価格が高くないものが多いため、初めて購入する方も手を出しやすいという特徴があります。価格が低いことで買い替えの負担も少なくなり、インテリアとして切り枝は長く取り入れることができます。

切り枝のおすすめ商品と良い枝の選び方を紹介

切り枝は種類によって印象が全然違いますし、天然の商品であるため個体差もあります。そこで、ここでは切り枝の人気商品やおすすめ商品と、良い枝を選ぶ方法について解説します。

人気のある切り枝やおすすめの種類を紹介!

おすすめの切り枝商品は、以下のものが挙げられます。

  • ドウダンツツジ
  • アセビ
  • ユーカリ
  • オリーブ
  • ミツマタ

1つずつ解説していきます。

ドウダンツツジ

 

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枝ものインテリアとして近年大人気のドウダンツツジ。繊細な枝と小ぶりで緑鮮やかな葉が幾重にも重なって伸びている様子が美しく、どんな部屋にも爽やかな印象をプラスします。

アセビ


切り枝としてはアセビも人気商品です。ドウダンツツジと比べて葉が中央に密集していて、力強い雰囲気があります。細めの枝であるため、1つの花瓶に何本挿すかで印象をコントロールすることができ、使いやすさも魅力です。

ユーカリ

 

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ユーカリは銀色がかった葉をつけるという特徴があり、ユーカリの葉はそのまま「シルバーリーフ」と呼ばれることがあります。シルバーリーフにはシックな風合いがあり、上品さを演出します。

オリーブ

 

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細長い形をした葉が特徴的で、オリーブのエレガントな印象はモダンなインテリアと良くマッチします。大きく切った枝をそのまま使ってもいいですし、あえて小さく切って小ぶりに飾るのも可愛らしさがありおすすめ。

 

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春の訪れを感じさせる桜の美しさは、もはや説明不要ですね。購入できる季節は限定されてしまいますが、春にだけ味わえる贅沢として、桜の切り枝を取り入れてみるのはおすすめです。

ミツマタ

 

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最後に紹介するのはミツマタです。名前の通り枝が3つに分かれて広がっていく見た目には迫力があり、繊細な美しさが感じられます。葉や花、そして枝の皮を取り除いた状態で販売されていることが多く、それもまたユニークです。

当サイトではミツマタの切り枝をドライ加工してナチュラルホワイトのインテリアとして販売しています。こちらもぜひ一度ご覧ください。

手入れの手間いらず

TSUKIGIみつまたについて

切り枝は選び方が大切!選ぶポイントを解説します

切り枝は天然の樹木の枝部分を切り取って作られる商品であり、1つ1つに個体差があります。枝ごとに見た目の印象が異なりますし、寿命も変わってきます。

ここではより美しく、そして寿命の長い枝を選ぶ方法を紹介します。

葉や花の色が濃く、サイズが大きいものを選ぶ

個体差のある切り枝では、葉や花の色や大きさが商品ごとに異なる場合があります。違いが生まれる理由はいくつかありますが、色が濃くサイズが大きいものはまだ若く元気な枝であると考えられるため、見た目を維持できる可能性が高くなります。

特にサイズ感や色合いに強いこだわりがないのであれば、色が濃く、サイズが大きい葉をつけているものを選びましょう。

枝先まで太く、しっかりしたものを選ぶ

枝先が細く弱々しいものは、しっかりしたものよりも耐久性が低くなっているといえます。そのため、ちょっとした衝撃で葉や花が落ちてしまうことがありますし、枝自体が折れてしまう可能性も考えられます

見た目の迫力も出るため、枝先まで太い商品を選ぶことはおすすめです。

全体のサイズが大きく、ボリュームがあるものを選ぶ

サイズが大きい切り枝なら、購入後に自分の好みに合わせて枝を剪定して、サイズを調整することができるため使い勝手がいいです。

剪定時に傷んでいる葉や花が付いている枝は切り取ってしまっても問題ないですし、2、3つの小さな枝に分解して使用することもできるため、おすすめです。

切り枝はどこで買えばいい?

おすすめ商品と商品の選び方が分かっても、初めて切り枝を購入する場合はどのお店で購入すればいいかわからないという方もいると思います。

下記記事では、切り枝を含む枝ものインテリアのおすすめの購入先をまとめています。購入を検討している方は、こちらもぜひ読んでみてください。

枝ものインテリアのおすすめ購入先7選

切り枝を活用したインテリアアイデア7選

ここではInstagramで投稿されている、切り枝を活用したインテリアアイデアを7つご紹介していきます。

シンプルな部屋に爽やかな印象をプラス

花瓶に挿すだけでナチュラルで温かい雰囲気に

ヴィンテージ感のあるインテリアとの相性も◎

 

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シーズンに合わせた切り枝で季節感を表現

 

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高級感漂うドライの切り枝もおすすめ

 

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複数の枝を組み合わせて存在感アップ

 

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切り枝のアレンジ・デコレーション事例

切り枝を購入後の状態のまま飾るのもいいですが、自分なりのアレンジを加えてオリジナルなインテリアアイテムとして部屋に飾ると、より愛着が沸きます。

ここではアレンジ、デコレーションの事例を紹介します。

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメント

シンプルな見た目が魅力の切り枝ですが、インテリアとして使うならもう少し迫力が欲しい、と考える方もいると思います。

そんな時はフラワーアレンジメントに挑戦してみることをおすすめします。そこまでスキルが必要ないものでも十分魅力的なインテリアへと様変わりするので、ぜひチャレンジしてみてください。

フラワーアレンジメントのやり方

ウェルカムツリー

ウェルカムツリー

お気に入りの写真やオーナメントなどの雑貨を組み合わせて、ウェルカムツリーにするのもおすすめ。シンプルな切り枝ならどんな小物と組み合わせても印象が崩れないので、デコレーションとの相性はバツグンです。

ウェルカムツリーの作り方

リードディフューザー

使用する枝は限られてしまいますが、花瓶にフレグランスオイルを入れて中に枝を挿すことでリードディフューザーを作ることもできます。好みの香りのオイルを使用すれば、より愛着が持てるインテリアアイテムになります。

リードディフューザーにする場合は花や葉が付いておらず、そしてドライ加工がされているものが好ましいので、ミツマタの切り枝が使いやすいです。

リードディフューザーの作り方

切り枝を少しでも長持ちさせたいならこの方法を!

前半では長持ちさせるための切り枝の選び方を解説しましたが、切り枝は手入れによっても長持ちさせることができます。

ここでは日々の手入れで切り枝の美しさを維持させる3つの方法をご紹介します。

①枝の根本に切り込みを入れる

枝の吸水率を高めることで枝全体に効率よく水分が行き渡り、枝の状態を維持しやすくなります

具体的には、カッターナイフを使って枝の根本部分の皮を剥ぎ取り、その部分に切り込みを入れます。

②水を清潔に保つ

枝を水に浸し続けると、すぐに水に雑菌が繁殖してしまいます。雑菌は枝の寿命に大きく影響するため、こまめに水を変えてあげましょう。

また、ちょっとしたテクニックになりますが、非常に少量のキッチンハイターを水の中に入れることで雑菌の繁殖を抑えることもできます。ただし入れすぎると枝自体がダメージを受けてしまうため、入れる分量には注意してください。

③葉水をする

葉水(はみず)とは霧吹きなどを使って葉に直接水を与える手法のことで、観葉植物を育てる際によく行われる方法になります。

切り枝に使われる枝の葉は小ぶりなものが多いですが、軽く葉水をするとさらに効率よく水を吸収してくれるので、元気な切り枝を維持することができます。

切り枝を飾って上品で温かみのあるお部屋に

今回は切り枝の魅力やおすすめ商品、そして切り枝を長持ちさせる方法などを解説していきました。

切り枝のシンプルな見た目はどんな部屋にも合わせやすく、それでいて植物ならではの温かさや柔らかさを部屋にプラスしてくれるので、非常に使いやすいインテリアアイテムだと言えます。

切り枝を含む枝ものインテリアについては、下記記事でさらに詳しく解説しています。こちらもぜひ読んでみてください。

枝ものインテリアの人気の種類やお手入れ方法について