近頃、インテリアとして枝ものが人気を集めています。お花や観葉植物よりもシンプルで、手軽に取り入れることができるという点が好まれているようです。

しかし、シンプルさが逆に味気ない雰囲気を作ってしまい、せっかく飾ったのになんだかイマイチと感じてしまうことも

そこで今回は、枝ものインテリアをよりおしゃれに見せる飾り方をご紹介します。いくつかのパターンを紹介しているので、ぜひご自身のお部屋に合う飾り方を試してみてください。

目次

  1. 基本の飾り方は花瓶に挿すだけ!
  2. ドライの枝ものは幅広い飾り方を楽しめる
  3. 枝ものインテリアはどの部屋に飾る?
  4. 飾り方を工夫して枝ものインテリアをおしゃれに見せる!

基本の飾り方は花瓶に挿すだけ!

やはり一番おすすめの飾り方は、花瓶(フラワーベース)を使用した飾り方になります。葉の付いた枝ものは水を与えて長持ちさせる必要があるため、その理由でも花瓶はよく使用されます。

「花瓶に飾っているけどなかなかしっくりこない、、、」と悩んでいる方が多いと思いますが、花瓶は素材によって見た目の特徴や雰囲気が異なるので、素材を変えてみると案外お部屋とマッチするかもしれません。

ここでは素材ごとの特徴をご紹介します。

ガラス

透き通る見た目をしたガラスの花瓶はすっきりとした印象を作ることができ、どんなお部屋にも合わせやすいです。

花瓶によっては上品さが感じられるものもあり、高級感を出したい方にもおすすめな花瓶です。

陶磁器

形や色使いなどの幅がとても広く、一番個性を出しやすいのが陶磁器の花瓶です。

特徴的な柄の花瓶に飾れば独特な風合いを楽しめますし、シンプルな見た目のものなら枝もののナチュラル感をしっかりと表現することができます。

マットな質感のものは枝ものの色をより鮮やかに見せてくれるため、好んで使用している人は多いです。

ウッド

枝ものインテリアと同素材であるためとても相性が良いです。

ナチュラルなウッド調の花瓶はどの種類の枝ものインテリアにも馴染みます。お部屋全体に統一感を出したい場合にもおすすめ

金属

高級感や重厚感を表現したいときにおすすめなのは、金属製の花瓶です。木の枝のシャープで美しいラインをしっかりと強調したい場合にも使用されます。

スタイリッシュな形の金属製花瓶はモダンな空間によく合います。

ドライの枝ものは幅広い飾り方を楽しめる

グリーンの葉が付いた新鮮な枝ものは水に挿しておく必要がありますが、最近はドライフラワーのように乾燥させた枝ものインテリアを好んで飾る人が増えてきています。

ドライの枝ものは水替え不要で様々な飾り方を楽しむことができるのでおすすめです。

ここではドライの枝もののいくつかの飾り方をご紹介します。

天井から吊るす

おしゃれな雑貨屋やセレクトショップなどに行くと、店内の天井からドライフラワーを吊るして飾っているお店を見つけることがあります。

天井に穴をあける必要があるため少々ハードルは高いですが、吊るして飾ることで一気に小洒落た雰囲気を表現することができます

また、頭上の空いた空間をインテリアとして活用するため、行動スペースに置くものが少なくなり、お部屋を広く見せることもできます

壁に立てかける

「天井から吊るすのは難しいけど、ちょっと変わった飾り方を楽しみたい、、、」

そんな方は、壁に立てかける飾り方をぜひ試してみてください。

ただ壁に立てるだけなので非常に簡単である一方で、装飾を一切使わないという斬新な飾り方でもあるので、インテリアとしてしっかりと存在感を出してくれます。

ただ、小さめの枝ものだと少々貧弱な印象になってしまうので、壁に立てる飾り方は大きめの枝ものインテリアがおすすめです。

当サイトでは小さいサイズで50cm、一番大きいサイズで150㎝のボリュームのある枝ものインテリア「TSUKIGIみつまた」を販売しています。ナチュラルホワイトの色合いと繊細な枝の風合いが美しい商品でもありますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

手入れの手間いらず

TSUKIGIみつまた

テーブルに置く

壁に立てる方法よりもさらに簡単で斬新な飾り方なのが、「ただ置くだけ」の飾り方です。

シンプルな方法ですがこなれ感を出すことができ、わりと上級者向けの飾り方でもあります。

テーブルや棚の上など、ちょっとしたスペースを活用したいという場合にも使えるので、非常に使い勝手が良いのも特徴です。

枝ものインテリアはどの部屋に飾る?

様々な飾り方で楽しむことができる枝ものインテリアですが、飾り方と同じくらい飾る場所を工夫することも大切です。

基本的にはどの場所に置いても部屋にマッチするのが枝ものインテリアの特徴ですが、見た目やサイズ、また表現したい雰囲気などによって飾るのに適切な場所が異なるため、ここで紹介することを意識して場所選びをしてみてください。

人が集まるところに飾る

リビングやダイニングなどの人が集まる場所に枝ものインテリアを飾ると、空間が華やかになり、やわらかく温かい印象を与えることができます

テーブルの上にどんと置いてもいいですし、部屋の隅に飾っても存在感を発揮してくれるので、気を遣わずに飾れるというところも良い点です。

切り分けて小さなスペースに

天然素材の枝ものインテリアは、サイズが大きい商品も多く販売されています。

大きい枝ものは迫力があり人気が高いですが、一方でお部屋によっては印象が強くなりすぎてしまったり、他のインテリアの風合いを邪魔してしまったりすることもあります

枝ものインテリアはお好みのサイズに枝を切り分けて小さくして飾ることができるため、寝室や玄関などの小さなスペースに飾ることもでき、おすすめです。

大きいサイズはフォーカルポイントとして活用

大きいサイズの枝ものインテリアを飾る場合は、フォーカルポイントとしての役割で飾ることがおすすめです。

フォーカルポイントは建築やインテリアデザインなどで使われる専門用語で、部屋に入った時に一番最初に目に入る場所のことを言います。

空間全体の印象を決めるのがフォーカルポイントであるため、リビングなどの広めの部屋に置くことで、全体をナチュラルで温かみのある雰囲気にすることができます

飾り方を工夫して枝ものインテリアをおしゃれに見せる!

枝ものインテリアはシンプルで手軽に自然を取り入れられるのが魅力ですが、シンプルであるからこそ、逆に飾り方に困ってしまう方もいます。

そこで、今回は枝ものインテリアをよりおしゃれに見せるための飾り方のコツとポイントをご紹介しました。

花瓶選び、飾り方、設置場所などの様々なテクニックを駆使して、枝ものインテリアの魅力を最大限に活かしましょう。

また、おすすめの飾り方はドウダンツツジやミツマタなど、どの植物を飾るかによっても変わってきます。下記記事ではおすすめの枝ものの種類についても解説しているので、ぜひこちらもお読みください。

枝ものインテリアの人気の種類やお手入れ方法