お部屋をおしゃれに彩るインテリア、ドライフラワー。ですが、ドライフラワーは飾り方によって印象や雰囲気がガラッと変わることが少なくありません。
「ドライフラワーの魅力を引き立てる花瓶がほしい!」
「おしゃれなフラワーベースで、上品なお部屋を作りたい!」
そんな想いを満たすために、今回はドライフラワーに合うおしゃれな花瓶の選び方や選ぶ際のコツ、そしてドライフラワーを販売する当サイトおすすめの魅力的な花瓶をご紹介します。
目次
花瓶を選ぶ前に、ドライフラワーをどう飾るかを考えてみましょう
ドライフラワーの飾り方としては、花瓶に挿す方法が最も主流だと言えます。ですが、花瓶以外にも飾る方法はありますので、まずはドライフラワーをどのように飾るかについて頭の中でイメージしてみることをおすすめします。
飾る方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- シンプルに置く
- ロープなどで吊るす
- 花瓶に挿す
シンプルに置く
ドライフラワーは棚やテーブルなどにそのまま寝かせて置くだけでも雰囲気が出るインテリアです。Instagramを見てみると、英字新聞やおしゃれなトレーなどを下に敷くことでさらにおしゃれさを演出している方もいます。
このようなシンプルな飾り方でも、単体でおしゃれさを演出できるのがドライフラワーの魅力です。
ロープなどで吊るす
カフェや雑貨店などでドライフラワーが吊るされているところを見たことがある方は多いのではないでしょうか。このように吊るして高い位置に設置することで、お部屋を広く感じさせることができます。
物によっては天井に穴をあけたり、吊るすための道具を用意したりと飾るまでのハードルが少し高いですが、お部屋のおしゃれさをワンランクアップさせるためにはおすすめの飾り方です。
花瓶に挿す
花瓶に挿す方法の特徴としては、花瓶ごとにドライフラワーの印象を変化させることができる点と、アロマオイルなどを活用してリードディフューザーとしてアレンジができる点などが挙げられます。
特に選ぶ花瓶によって印象を変えられる点は、その時の流行りや気分によって雰囲気を調整することができますし、挿すドライフラワーとの相性を追求することでドライフラワーの魅力をさらに引き出すことも可能となるため、大きなメリットだといえます。
花瓶を使うメリットは他にもたくさんあります
花瓶を使ってドライフラワーを飾るメリットは大きいです。ここではもう少し、花瓶を使うメリットについてまとめていきます。
- 置く場所を自由に選択できる
- 花瓶のデザインの違いを楽しめる
- ドライフラワーのボリュームが小さくても大丈夫
- リードディフューザーとしてアレンジできる
置く場所を自由に選択・変更できる
机の上に置いたり、天井から吊るしたりする飾り方と異なり、花瓶に挿す方法は置く場所の自由度が高いです。また、いつでも簡単に移動させることもできます。家具の配置や気分に合わせて自由に設置場所を変えられるのは魅力的です。
また、ドライフラワーは水が必要ないため、移動の際に水がこぼれる心配がないということも特徴です。
花瓶のデザインの違いを楽しめる
花瓶によってドライフラワーの印象を変えることができるため、複数の花瓶を使い分けて変化を楽しむことができます。ドライフラワー自体はそのままでも花瓶を変えることで異なる雰囲気を演出できるのが魅力です。
ドライフラワーのボリュームが小さくても迫力を出せる
ドライフラワーのボリュームが大きくない場合でも、デザインが特徴的な花瓶を選んだり、底が厚い花瓶を選んだりすることで、魅力的なインテリアにすることができます。花瓶の中には「一輪挿し」という一輪の花を挿すためのものもあり、花のボリュームに合わせて花瓶を選択することで、どんなドライフラワーもおしゃれに見せることが可能です。
リードディフューザーとしてアレンジできる
先ほどもご紹介しましたが、ドライフラワーは花瓶と組み合わせることでリードディフューザーとしても活用することができます。無水エタノールとアロマオイル、リードスティックを用意し混ぜ合わせることで、リードディフューザーを作ることができます。
用意するものがあったり作成に少し手間がかかったりすることから、少し難易度が高いアレンジ方法となりますが、ドライフラワーをただインテリアとして活用するだけじゃ物足りない!という方は、ぜひリードディフューザー作りにトライしてみてください。
詳しくは下記のサイトでもまとめていますので、ご覧ください。
リードディフューザーの作り方についてドライフラワーをおしゃれに見せる花瓶の選び方
それでは、ここからドライフラワーの魅力を引き出し、おしゃれな印象を作るための花瓶の選び方について解説していきます。
まずは簡単に、「形」と「素材」の観点で花瓶の種類をざっと確認します。そして花瓶の種類を踏まえたうえで、当サイトスタッフが普段から実践している花瓶選びのコツについてご紹介していきます。
花瓶の形
坪形・筒形 | シンプルな形ですが、どんなドライフラワーにも合うため初心者の方におすすめです。筒形の花瓶は安定しやすく、テーブルにも床にも置くことができます。坪形の花瓶はくびれの部分に花が集まりやすいため、花が少なくてもボリュームを出しやすく、バランスの良い仕上がりになります。 |
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ラッパ形 | 花にボリュームのあるドライフラワーの場合は、口の部分が広がったラッパ形もおすすめです。花のボリュームを活かした自然な仕上がりにすることができます。ただ、花のボリュームに対して口径が広すぎるものを選ぶと、スカスカな印象となってしまうため注意が必要です。 |
その他の個性的な形 | ご紹介した形以外にも花瓶には様々な種類があります。中には上級者向けの使い方が難しいものもありますが、好みに合った花瓶を選ぶと良いでしょう。特殊な形の花瓶を選択する場合は、花瓶自体の安定性や自立性にも注意しましょう。 |
花瓶の素材
ガラス | ガラス素材の花瓶はどんなテイストのお部屋にも合うという特徴があります。透明な素材で中が見えるようになっているためドライフラワー全体が見えます。商品の種類も多いため、好みの形を見つけやすく、初心者の方は「迷ったらガラス素材」で間違いないです。 |
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陶器 | 高級感や落ち着きを感じられる陶器製の花瓶。デザインによって雰囲気が大きく変わるため、部屋のテイストに合わせて選択する必要があります。素材特有のずっしりとした重さで安定感があることも特徴の一つです。 |
プラスチック | ガラスや陶器に比べて、割れにくい特徴があるプラスチック素材。小さなお子様やペットがいる家庭でも使いやすく、軽量で持ち運びがしやすいのも魅力です。しかし、劣化しやすい素材でもあるので注意が必要です。 |
ブリキ | レトロな雰囲気を出すことができるブリキ製の花瓶。ドライフラワーとの相性もぴったりで、アンティーク調のお部屋にも合います。花瓶として売られているものの他にブリキ製のジョウロなどを活用する方法もあります。 |
花瓶選びのコツ
ドライフラワーに合う花瓶選びのコツをご紹介します。
ドライフラワーの高さの半分くらいのサイズ
花瓶とドライフラワーの花瓶から出る部分が1:1になるようにするとバランスがよく見えます。ドライフラワーを切ってサイズを調整することも可能ですが、ドライフラワーの高さを活かしたい場合は、選ぶ花瓶の高さに注意して選ぶようにしましょう。
慣れてきたら1:1のバランスを少し変えてアレンジしてみても面白いですが、初めてドライフラワーを飾る人は1:1のバランスを意識してみることをおすすめします。
口径が小さいものは扱いやすい
口径が大きいものは洗いやすく、多くの花を挿すのに優れていますが、その一方で少量の花を挿す際は置き場所や花の向きなど、見せ方の難易度が上がります。口径が小さいものはドライフラワーの数が少なくても綺麗に見えやすく、倒れにくいというメリットがあります。
迷ったら透明・ホワイト系
花瓶を選ぶ際に、部屋のテイストやドライフラワーの種類に合わせようとして迷ってしまう人はとても多くいます。なかなか選べない時は透明・白系にしておくと、どんなスタイルのお部屋にも合うためおすすめです。
厳選のおすすめ花瓶8つ
それでは最後に当サイトスタッフがおすすめする花瓶をご紹介していきます。
- いとま:花器【sghr】
- Flora ベース【HOLMEGAARD】
- アルヴァ・アアルトコレクション ベース 220mm クリア【iittala】
- HAMMERSHOI(ハンマースホイ) ベース H21cm【KAHLER】
- ジャスパーフォリア ベース 31cm ミンク【WEDGWOOD】
- アイシャイン【Kartell】
- FLORA ベース(M)【Georg Jensen】
-
Echasse Vase【menu】
いとま:花器【sghr】
出所:https://shop.sugahara.com/view/item/000000004134?category_page_id=v1
筒型で口径が小さめの作りのため、どんなドライフラワーも挿しやすいです。また、透明なのでどんなお部屋にも合うデザインとなっています。
Flora ベース【HOLMEGAARD】
出所:https://www.scope.ne.jp/item/ho4
人気デザイナーのルイーズ・キャンベルがデザインしたフラワーベース。クラシックで上品なデザインのため、お部屋の雰囲気をエレガントにしてくれます。
Flora ベース【HOLMEGAARD】アルヴァ・アアルトコレクション ベース 220mm クリア【iittala】
出所:https://www.iittala.jp/products/detail.php?product_id=35
こちらも透明の花瓶ですが、シンプルな筒形ではない一風変わったデザインが特徴的です。流れるような有機的なフォルムがお部屋のアクセントになります。
アルヴァ・アアルトコレクション ベース 220mm クリア【iittala】HAMMERSHOI(ハンマースホイ) ベース H21cm【KAHLER】
出所:https://online.actus-interior.com/item/2173785/?gclid=Cj0KCQjwmICoBhDxARIsABXkXlLRRsD4HkMropnAH3GdSvOLR-tOX3R8ryNC7OLhb92r2fnmM4gKvAgaAgHtEALw_wcB
丸く柔らかなフォルムにあしらわれた縦のラインが美しい一品。磁器特有の高級感があり、お部屋に落ち着きを与えてくれます。
HAMMERSHOI(ハンマースホイ) ベース H21cm【KAHLER】ジャスパーフォリア ベース 31cm ミンク【WEDGWOOD】
出所:https://www.wedgwood.jp/products/detail/899529
1つひとつ異なる葉脈をモチーフにしたデザインが施されています。シンプルな形状で、シックなジャスパーカラーがインテリアに馴染み、花を引き立てます。
ジャスパーフォリア ベース 31cm ミンク【WEDGWOOD】アイシャイン【Kartell】
出所:https://kartell.co.jp/item/6090.html
幾何学的な独特の形状が特徴的な商品。エレガントさとユニークさを併せ持ち、お部屋の中でも圧倒的な存在感を放つこと間違いなしです。
アイシャイン【Kartell】FLORA ベース(M)【Georg Jensen】
出所:https://www.georgjensen.com/ja-jp/home-decor/vases-and-planters/flora-vase-medium/3586104.html
美しいカーブと左右非対称のフォルムが目を引く一品。ステンレス素材特有の無機質感がお部屋の雰囲気をガラッと変えてくれます。
FLORA ベース(M)【Georg Jensen】Echasse Vase【menu】
クラシックなシルエットでありながら、真鍮の脚と組み合わせることでモダンな雰囲気も表現している、他にはない特徴的なフラワーベースです。
Echasse Vase【menu】素敵な花瓶でドライフラワーの魅力をさらに引き出す
今回はドライフラワーに合う花瓶の選び方やおすすめの花瓶をご紹介しました。ドライフラワーをより引き立てる花瓶選びをこだわることで、さらにお部屋作りが楽しくなります。お部屋やドライフラワーに合う花瓶を選んで自分だけのおしゃれ空間を作りましょう。
当サイトでは、枝ものインテリアやドライフラワーのおすすめ商品も紹介しています。もし飾るドライフラワー自体を何にしようか悩んでいる場合は、下記記事で詳しく解説しているので読んでみてください!
枝ものインテリアがおすすめな理由